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「出ずる息、入る息を待たず、・・・」

まさか倒産するとは思っていなかった、東証一部市場に上場しているN社が会社更生法の申立てをした、というニュースが朝のテレビ番組で流れた。
さぁ大変だ。社長はN社が倒産するなぞ考えてもいなかった。自社の売上額の3割もがN社へのそれだ。社長はN社からの受取手形をすべてA銀行、B銀行、C銀行の取引銀行で割り引き、資金繰りをしている。だから、N社が倒産するとすぐに自社の資金繰りに支障を来す。N社の割引手形を買い戻さなければならないからだ。
銀行の担当者がやってきて、「社長、N社にはいくら引っかかりましたか?」と、自行の取引先が倒産する虞があるのではないか、という探りにかかる。売上額の3割にも不良債権が発生すれば、資金繰りが持たない。
取引債権者への支払いが滞っても不思議ではない。このような場合に、どう対応するかが問題なのだ。

戦国時代の武将は、いつ死んでもおかしくない状況にあったし、その覚悟も常に出来ていた。この辺のところは、小和田哲男著「戦国武将を育てた禅僧たち」(新潮選書)に詳しい。

日蓮聖人は、「出ずる息、入る息を待たず、・・・かしこきも、はかなきも、老いたるも、若きも定めなき習い也、されば先ず臨終の事を習ふて後に他事を習ふべし」と説かれている。
「人の生死は、賢愚を問わず、老若男女誰しもいつまで生きるかなどという決まりはない。それゆえに、人は何のために生きるのか、自分は何をすべきなのか、どこから来てどこへ行くのか、等という人生の諸問題の悩み、すなわち生老病死の問題の解決をどうするかを習ってから後に、他の事をしなさい。」というほどの意味だろう。

現在は、激動の時代だ。どんな会社が繁栄しても、また、どんなに優良企業だといわれていようと倒産から無縁でいられる企業はない。
その意味で、戦国時代なのである。
口では、命がけで政治をしている、とか会社経営にあたっているとか言う政治家、経済人は多い。
しかし、本当に命がけで事にあたっている政治家や経済人はどれくらいいるのだろうか。
世の政治家、経済人、官僚等は、先ず、日蓮聖人の問いかけに答えることが必要である。
と書くと、それでは「おまえはどうだ?」といわれそうだ、「クワバラ、クワバラ・・・」、それではまた!
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