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「七人の侍」から学ぶ日本の戦い方 【その4】

11.侍と農民の野武士の情報収集
野武士が村を襲ってくるまでには、まだ間があります。
そこで、敵の偵察と守る側の地形から、作戦を立てることになります。
村には、中を川が流れております。
そこには橋が掛り、橋の向こうに、民家が3軒あります。
勘兵衛達は、橋を落とし、3軒の家を捨てる覚悟をします。


12.農民の訓練離脱と侍の激怒
侍の農民たちに対する訓練がはじまります。
すると、守ってもらえなくなった3軒の家の持ち主である百姓達は、「自分の家を捨てて、何で他人の家を守らねければならんのだ?」と持っていた槍を捨て、訓練をやめようとします。
7人の侍の首領勘兵衛は激怒して、彼らを追います。
「勝手な真似は許さん!己のことばかり考える奴は、己をも滅ぼす奴だ、この部落を踏みにじられて、離れ家の3軒が守れるか、他人を守ってこそ、自分を守れるのだ!」勘兵衛の剣幕に驚き、橋向こうの農民も戦線復帰です。

ここで、大事なことは、侍のリーダーの断固たる意思です。
戦闘員たるものが勝手に戦列を離れてしまっては、戦いになりません。

弁護士も常に依頼者の戦う意思がどうかを、意識して戦うのでなければ、2階にあげて梯子を外される、結果になります。


13.戦闘始まる・・・数度の闘い
野伏りがやって来て戦いが始まりました。
侍は、戦闘経験のない農民達に言い聞かせます。
「いいか、怖いか?怖いのは、野武士だって同じだ!向こうだって怖いのだ。」
弁護士も同じ経験をします。
依頼者は、今、闘っている訴訟に負けるんじゃあないのか、と恐怖心にかられます。
そういう時は、相手方も、恐怖心を持っているものなのだということを教えなければなりません。


14.戦いの終了・・・平和が戻る
そして、野武士の来襲。
七人の侍と共に、村人も戦い、何人もが倒れますが、最終的に野武士は全滅します。
七人の侍たちは、野武士軍団から農村を守り切ったのです。

農村に再び平和がやって来ます。
平和がやって来た村では、農民が歌を歌いながら田んぼで苗を植えている光景が映し出されて、エンディングを迎えます。


17.侍の往く道
その光景を見ながら、七人の侍(用心棒=武士)の頭領(志村喬が演じている)がつぶやきます。
「野武士に勝ったのは、われわれ(用心棒=侍)ではなく、農民たちかも知れない。」と。


この映画は
収穫物を狙う野伏りがいるから七人の侍(用心棒)が必要なのだ、という理屈です。

したがって、農民たちにとっては、野伏りも七人の侍も共に「歓迎されざる者達」なわけです。

野武士が全滅するといわゆる「平時」がやってきて、七人の侍は不要となる。
したがって当時は、秩序が保たれている状態ではなかった(準戦時状態から戦時への移行)。
したがって、共存共栄できる状態ではなかった、という構図です。


日本は、戦後、アメリカの影響を受け、随分と変わりましたが、銃器を独立以来ずっと国民が所持している国と、そうではなく刀狩りによって、武器は手放して、戦闘はその専門職である武士階級に任せて来た国の違いです。
国民の意識や法文化が一朝一夕に変る訳がありません。
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