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命懸けの発見

禅僧曰く、
人は、いつも命懸けで生きているのですよ。ただ一度しかない人生を無駄にはしたくないからね。
精一杯生きて下さい。
禅はそのことを追求するものです。
われわれはお師匠さんから公案という問題を与えられ、その答えを出すべく坐ったものです。
しかし、今の人達に坐禅をしなさいと言っても、足が痛いだけで何の発見もないとすぐに止めてしまう人が多い作今ですので、最近、私は坐禅をしなさいとはあまり薦めません。
坐禅に代わる方法を教えましょう、と続けて話したものです。
命懸けということが分かるようになるには、坐禅するばかりが能ではありません。

「精進」することです。

精進とは、今やっていないこと、何でも良いですから、例えば、奥さんの食事の後片付けを手伝う、トイレの掃除をすること、毎朝、経済書を読むこと等々を続けることでよいのです。
特別のことではないのです。
そうすれば、「精進」とは何かが分かってきます。
でもその精進は「隠れた精進」の方が効き目があります。
「見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさい。
・・・施しをするときは、右の手のすることを左の手に知らせてはならない。
あなたの施しを人目につかせないためである」(新約聖書・マタイによる福音書第6章第1節・3節)と西洋でも言われています。
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