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第2章2-1 戦略・戦術の策定法 

敵と味方を区別して考え、行動方針と可能行動を絞り込む

戦い・闘いには、必ず相手があることが前提だ。実際の戦いにおいては、敵味方共に複数いることが多く、敵味方が増えたり減ったりするものだ。勝ち戦、負け戦がはっきりとしてくれば、尚更だ。

例えば、戦争は、和平交渉の仲介を依頼しようとしていたソ連が、鈴木貫太郎内閣の意思とは裏腹に、昭和20(1945)年8月8日、日ソ中立条約を無視し、日本に宣戦布告し、満州・朝鮮に一挙に侵入したように、中立が敵にと、敵味方がはっきりと分かれるのがその特徴である。

戦略力とは、敵を減らし味方を増やし、敵の殲滅を実践する能力のことだ。

したがって、戦略・戦術を策定するために、自分(当方・自国)と他人(相手・他国)とを分け、我が方と相手方の行動方針を戦略力の原則を使って、考えられる方針と可能行動を考え尽くすのである。

双方に戦略力を組み合わせるとその型は4つある。
戦いは、攻め(攻撃)と守り(防御)であるから、この攻めと守りを組み合わせて4つの型をつくってみる。

    自分 (当方・自国・ 自社のこと)      相手(他人・他国・自社のこと)          
Ⅰ型  防御              Vs.    攻撃

Ⅱ型  攻撃              Vs.   防御

Ⅲ型  攻撃              Vs.   攻撃

Ⅳ型  防御              Vs.   攻撃

この4つの型、つまり攻撃、防御の組み合わせは固定的なものではない。攻撃になるか防御になるかは、時々刻々変化する。
1秒、1分、1時間、1日、1年、10年、100年、1000年、万年、億年単位で変化するものである。

われわれ日本人は、意識的・無意識的に諸行無常(〔仏教で〕万物は流転するものであり、永久に変わらないというものは世の中に一つも無いこと)と考え、行動している。

すなわち、時・所・位によって移り変わるのである。
良かれと思って打った手が凡手、悪手となり、打った手をしまった思ったが、あにはからんや、どっこい最善手となることもある。将棋や囲碁をたしなむ人ならばお分かりのことである。
しかし、一遍はまぐれで勝っても、数を重ねて戦いをしている内に「強い」人に勝てなくなる。このことである。
戦いは、経験の科学であり、コトバで教えられても、分からない人には分からない、分かる人には分かるのである。「戦い」の経験がものを言う。だから、戦いのルールを覚えたら、実戦を重ねることだ。

世の中の諸事象は、囲碁・将棋を習い覚え、対局を重ねるのと同様である。
すなわち、時々刻々と移り変わる戦いの中で、「今」最も適切な戦略・戦術を実行、実践できるものが勝つのである。
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