クロネコヤマトの宅急便を利用したことのない人はいないだろう。
物流業界に革命的変革をもたらしたのがヤマト運輸の小倉昌男社長だった。
小倉昌男には経営者として見ただけでは、理解できない「謎」があった。
その1つは、退任後、なぜ殆どの私財を投じて福祉の世界に入ったのか?
その2は、小倉の人物評への疑問
その3は、最晩年の行動
この3つの疑問を追求すべく、ノンフィクションライターの森健氏がその真相に迫ったのが、
小倉昌男祈りと経営―ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの(2016年1月30日初版第1刷・小学館刊 ¥1600+税)である。
小倉昌男とはいったいどんな人物だったのか・・・
資本主義経済の下で、多くの社長は、何が故に、会社経営をするのであろうか?
実業家が何故、いわゆる「金儲け」のため事業をするのか、についての一つの手掛かりにはなる筈である。
森健氏とともに、参求してみましょう。
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