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老師(2)

筆者の友人に坐禅をしている人がいます。老師は、洒脱な方のようで、参禅者に茶飲み話に自分の修行時代の話を聞かせてくれます。言ってみれば失敗談の類です。ある時、若かった件の老師はお師匠さんである老師から言いつけられました。老師は弟子に、「今日、大事なお客さんが来るから、うちにある最上の般若湯(酒)を持ってきてくれ」といったのです。アッ、この間いただいたあの酒のことかな、と思った修行僧は、最上と思われる...

老師(1)

一般には、出家した人のことを、お坊さん、住職さん、方丈さん、等々と呼びます。そこにはいくばくかの尊敬の念が込められています。禅においては、指導者のことを「老師」と呼び、参禅者にとっては、当初は雲の上の人です。自分達のうかがい知れない修行をし、「悟り」というものを知っており、我々一般人とは違う人達なのではないか、と頭の中であれこれ考えるからです。禅僧という人は、どんな修行をしている人達なのだろう、と...

3-4 本土決戦か(?)-男女間の終戦

大井さんは、幸田朗弁護士のアドバイスに従って、野瀬女史と昼、レストランで会うことになった。「大井さん、又、夜ホテルで彼女と会って別れ話をするなんてだめですよ、元の木阿弥になりますよと冗談とも本音ともとれる幸田弁護士のコトバを思い出したからである。できれば、もう一度、彼女と同衾したかったのであるが、その想いを振り切ったものである。大井さんは「君の話はよくわかった。子供を産んでほしい、人間に生まれてく...
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