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日本人の智恵が西洋流の「知識」に勝った山口組分裂騒動

山口組から離脱した傘下の2次団体が新組織「神戸山口組」を立ち上げたので、暴力団対策法に基づく指定を検討する、というのが警察庁の意向のようです。しかし、その試みは、上手く行かないでしょう。手続きを経なければ「指定暴力団」とはならないのですから。さて、今後も指定暴力団が分裂する都度、手続きを経て暴力団に指定するのでしょうか?これは、日本人の(意識してないでしょうが)智恵が山口組の分裂をまねいたものなの...

日本の交渉力

日本人は交渉を何と心得ているのだろうか?18世紀の外交官たちによって教科書とされたのが、フランスのルイ14世の一生とほぼ重なりあう時代に生きた交渉家フランソア・ド・カリエールの著書「外交談判法」です。その書に、彼は、戦争に明け暮れた当時のヨーロッパ大陸において、如何に交渉が大事であるか、またその交渉家の資質などについて書いたのです。「およそキリスト教徒たる君主は、おのれの権利を守り主張するためには...

ISはどこへ行く?

IS(イスラム国)は消滅せざるを得ない運命にあります。その主導権をとるのは、やはりアメリカとロシアです。何と言っても、米ソ冷戦後の混沌とした世界は、ソ連崩壊によって良くも悪くも安定していた世界秩序が崩壊したことに原因があります。アメリカは当初、「一強」だったとしても最近は、経済力が弱体化し、世界の警察官役としての秩序維持の役割つまり、国外に目が向くよりも国内の政治経済に関心が向いています。しかし、世...

交渉によってシリア暫定政権成立か?

ロシアは、組織ぐるみのドーピング疑惑によって、外交上、追いつめられていました。プーチン大統領を救ったのは、2015(平成27年)11月13日夜に起こったパリ同時多発テロ、です。テロは、戦時国際法では、いわゆる戦争ではありません。ですから、軍服も身につけないゲリラは即時射殺されても文句を言えないのが、近代国際法の原則です。戦争というのは、国対国の堂堂の戦い、なのですからそこには守らなければならないル...

ロシアには春が来ていた

2015(平成27)年11月9日、ロシア陸上界の組織的なドーピングを公表したのは、世界反ドーピング機関(WADA)の第三者委員会。その調査報告書には、選手やコーチ、競技団体、検査機関などが(ドーピングの)証拠隠滅で共謀し、それに政府の関与も指摘されていた。モスクワのWADA公認検査機関の所長は陽性反応を示した選手に隠蔽の見返りに金銭を要求、第三者委員会の調査を妨害するため検体を故意に破棄、またモスクワには...

アメリカ・EUの交渉力

2015(平成27)年、10月31日、エジプト・シナイ半島でロシア機の墜落が起こりました。ロシア軍のシリア空爆への報復を目指してきたISは、犯行声明を出したのですが、エジプト当局はテロを否定、ロシアは墜落原因の調査を待つ姿勢でした。だが11月4日ハモンド英国外相が、5日にはオバマ大統領がテロの可能性に言及しました。ロシア国内においては、空爆をはじめとするプーチン政権のISへの強硬姿勢が国民の幅広い支持を獲得し、シリ...

プーチンの交渉力

ロシア旅客機墜落事件をめぐる国際交渉は、ロシアのプーチン大統領のシリア領内の空爆開始に始まります。エジプト東部のシャルムエルムシェイクという地方は、ロシア人の良く行く保養地になっているようです。したがって、旅客機がロシア機、墜落の事故被害者の乗客にロシア人が多いわけです。シリアはアサド大統領が統治していますが、反アサド派に押され、また、シリア領内にイスラムの過激派組織ISが進出(侵出?)し、支配地域...

大国の交渉力

交渉は、個人間、組織同士、国家間のどれをとっても生身の人間が交渉の前面に立っているので、交渉人の人間性が現れて興味津々ではあります。しかし、個人本人が自分で交渉に当たる場合を除いて、国家間の交渉をはじめとして、組織(例えば、会社対会社)間の交渉は、交渉人は自分が当事者本人となる本人交渉ではなく、本人に代わって交渉を行う代理人交渉ということになります。これは、国家間でも同様です。その国の権力者が独裁...

交渉力

「いいか、オマエよく覚えとけよ。勝つ事件ばかりじゃないぞ!」筆者は、弁護士に成り立ての頃、このように相手方の代理人弁護士から罵声を浴びせられました。「しまった!」と思っても、あとの祭りです。この一言が、和解交渉決裂の瞬間です。未熟な若い弁護士であった筆者の言葉が、ベテラン弁護士を怒らせてしまったのです。どんな事件であったのか、またどんな言葉が相手方の気に障ったのか、相手弁護士の名前は何と言ったのか...

東京入管がイスラム教徒に豚肉を提供!

東京入国管理局横浜支局が、豚肉を食べることが戒律で禁じられている収容中のイスラム教徒の男性に誤って豚肉を提供し、入管側が男性が食べる前にこれに気づき、謝罪していた事件が報じられました(平成27・2015年8月29日付日経新聞)。宗教は法律です、といっても我々日本人がには、にわかに信じられません。これが、同じ一神教徒であるキリスト教を信仰する人達はよく分かっているのです。入管当局は、「あってはならないことで...

中国が崩壊すると航空運賃が安くなる!

中国は崩壊するのか否か、今や切実な日本人の関心事です。私は崩壊する、という見解に与します。その理由としては、豊かになると人間は自由が欲しくなるからです。あまり知られていませんが、中国が崩壊すると、航空運賃が安くなります。なぜなら、アジアの空を飛行機が自由に飛ぶことが出来るようになるからです。アメリカは、沖縄という陸地は日本に返還しましたが、「空の領土」つまり日本の上空に、空域を設定し、アメリカ空軍...

マイナンバー制度で町の八百屋がなくなる?

来年(2016・平成28年)4月には、消費税率が10%に引き上げられることになっていますが、今のところ「酒を除くすべての飲食料品」については、マイナンバーを活用して、消費税軽減を図ろうとしています。一旦10%の消費税を支払い、軽減税率を使おうという人には、後で消費税の還付を図るというものです。どんな制度になるかについては未だ決まっていませんが、消費税還付額をレシートに記載し、軽減ポイントにするという案...

マイナンバーにより、すべて丸見え社会、の出現か?

日本に住むすべての人に共通番号(マイナンバー)を割り当てるものとするマイナンバーの導入は2013(平成25)年成立の法律で決まっていましたが、今般(平成27年9月)改正マイナンバー法が成立、その結果、来年(平成28年)の運用開始に向けて、◎10月1日以降、マイナンバーを記した通知カードが住民票の住所に郵送されて来る◎来年1月以降ICチップ付きの「個人番号カード」を区市町村の窓口で受け取れることになりました。さて、我...

五輪エンブレムの権利を主張するなら証拠をあげろ!―挙証責任

現在の権利関係の存否を直接に証明する方法は有りません。本件でいえば、使用差し止めと損害賠償請求をするためには、その前提として、それらの「権利」が発生していなければなりません。権利義務は、人間の五感の作用によっては感知できません。すなわち、「権利」は、触ったり、見たり、聴いたり、嗅いだり、味わってみたりすることが出来ませんから、一定の「事実」の存否によって発生したり、消滅したりするように決められていま...

五輪エンブレムの問題は幕末・維新期にあった!

日本人の人気デザイナーの手がけた東京オリンピックの公式エンブレムが発表されたのが、平成27(2015)7月24日、それから3日後に、ベルギーのリエージュ劇場のロゴデザインを手がけたオリビエ・ドビ氏は、東京五輪のエンブレムはリエージュ劇場のデザインと「似ているのではないか」と、ドビ氏は国際オリンピック委員会(IOC)を相手取り、エンブレムの使用差し止めとそれを使った企業や公的機関に5万ユーロ(約690万円)の損...

大岡裁きの好きな日本人? ~民事事件~

一人の子の母親だと名乗る女が二人、お奉行様にどちらが実の母親かを決めてくれ、という裁きが持ち込まれました。それでは、両名の者、子供の一方の手を握れ、そして実の子供であると考えるのであれば自分の側に子を引き寄せろ、と命が下りました。双方から手を引っ張られた子供は、その痛さに泣きだします。それを見た片方の女が手を離してしまいます。手を離さなかった女は勝ち誇り母親と認められたかと言うと、大岡裁判長は、子...

大岡裁きの好きな日本人 ~刑事事件~

親殺しや子殺しのような凶悪な事件が報道されることが多くなりました。昔であれば、親を殺すなんて考えられませんでした。親殺しも子を殺してしまうのも、それ相応の理由があったことは、今も昔も変わりません。しかし、日本人の罪は罪なのだが、法律を杓子定規に当てはめると公平・平等な結果を得られないという場合に、日本人の常識にあった妥当な結論を得させたのが、いわゆる大岡裁きです。明治維新後に西欧諸国から法律を輸入...

難民問題を傍観する日本人?

内戦が続く中東からEU諸国に難民が大勢押し寄せています。EU諸国の中でも豊かな国は大変です。人道上の問題から追い返すことも出来ないし、またその難民の中にテロリストが紛れ込んでいる恐れもあるから、尚更厄介なのです。欧米の列強諸国は、世界中を股にかけて富を集めて来た(これを「略奪」とか「侵略」というか否かは別)歴史があるので、その対応に大童にならざるを得ません。日本は一見傍観していても良さそうなものですが...

山口組分裂騒動が教えるもの

今回の山口組の分裂騒動が、我々日本人に教えていることは多くありますが、一言でいえば、日本人の深層を流れる日本人の伝統的精神というものではないでしょうか。それは、つまり日本人の「諸行無常」という精神の在り方です。「驚くのは神戸山口組が決めた月会費のシステムである。本部に納める会費の月額は役付が30万円、中堅が20万円、若中が10万円と、六代目山口組に比べべらぼうに安い。六代目山口組では、ヒラの直系若...

法律脳を鍛えよう!

法律の解釈をその時々で替えるようでは法治国家ではありません。そんなことがあってはならないから、法律学者は、個々の法律の条文の解釈を研究するわけです。民主主義とは、「人民が主権を持ち、人民の意思をもとにして政治を行う主義。デモクラシー」(新明解国語辞典第6版)と国語辞典に説明してあります。西洋の民主主義とか日本の民主主義というものがあるのでしょうか、民主主義というと、どこの国のそれも同じでなければい...

法律脳を引っ越しました。

ブログ「法律脳」はこちらに引っ越しました。以前のブログ記事は下記を参照してください。http://blogs.yahoo.co.jp/milk2007phoenix...
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